学校 教員向け

1人1台のタブレットって何が正解?(機種選定編)

おむパパ
こんにちは、おむパパです!
1人1台のタブレットを導入しないといけないけど、何がいいのかさっぱりわからない!!
困っている人

このような悩みを持つ先生の助けになればと思います。

新型コロナの流行から1年以上経ち、学校現場も大きく変化しています。

社会では、リモートワークや大学もオンライン授業が進む中、

未だに、高校以下では、ICT化が進んでいない学校の話を耳にします。

その時に話題になるのが、「機種選定はどうしているの?」ということです。

自分の学校の事情にはなりますが、参考になればと思います。

Ipad VS Chromebook VS WindowsPC

これは、選定当初から激突しました・・・

主に、「Ipad」VS「Chromebook」です。

具体的に言うと、

現場「Ipad」VS管理職「Chromebook」となりました。

結果は、「Chromebook」に軍配が上がりました。

「Chromebook」自体に不満はなかったのですが、最終的な決め手が

「PCっぽくてキーボードがついている」、「公立でも導入している」とのことだったので、

なんだか理由に根拠がなくてガッカリした気持ちでした・・・

皆さんはそうならないように話し合いが出来ればと思います。

では、各機種のメリット・デメリットを紹介します。

各機種のメリット

Ipad

  1. 多くの人がiphoneを使っているので、操作がしやすい。
  2. 教育系アプリが豊富でかつ無料である。
  3. フリーズしたり重くなる頻度が少ない。

① 多くの人がiphoneを使っているので、操作がしやすい。

日本人のiphone利用率は、世界に比べると異常なほど高いです。

現在は、6割程度で一時期は、7割にも及んでいました。

新作iphoneが出ると徹夜がでたり、

転売ヤーが必ずと言っていいほど現れました。

具体的な話は、また機会があれば・・・

とにかくiphoneを使い慣れているためタブレットのipadもストレスなく扱えると思います。

② 教育系アプリが豊富でかつ無料である。

Appleでは、授業で使えるかつ無料のアプリが充実しています。

私も数学を担当している時には関数を描くアプリはとても重宝していました。

また、便利なアプリは今後紹介していきます。

③ フリーズしたり重くなる頻度が少ない。

いちいち、何かアプリを開く度に遅かったりすると
授業にも支障が出るのでそれが少ないだけでも
便利だと感じます。

Chromebook

  1. 起動が早い。
  2. キーボードが標準搭載されている。
  3. セキュリティ性能が高い。

① 起動が早い。

ChromebookはCMでも流れていますが、とにかく「起動が早い」です。

理由は、Windowsと比べると裏で行う処理が圧倒的に少ないです。

WindowsXPなどの立ち上がる時の音は、

個人的に好きですが起動が遅いのはユーザーとしてはイライラしてしまうものです。

授業でもすぐに使いたいので、ここは純粋にオススメポイントになります。

② キーボードが標準搭載されている。

現在の子どもは特にパソコンに触れるよりスマホの方が圧倒的に多いため

ブラインドタッチなどが出来ない子が多いです。

そのため、キーボードが標準でついているChromebookは、

レポート作成などの練習を授業で取り組めるので有用であるかと思います。

③ セキュリティ性能が高い。

Chromebookは、常に自動アップデートを行うため、ウィルスなどに感染

しても更新されて常に新しい状態にできる特性があります。

ただ、何事も100%ではないので、日ごろから使い方による

セキュリティ対策は必要であると思います。

Windows PC

  1. 多くの大学、会社で使われていて圧倒的にユーザが多い。
  2. スペックの幅が広くカスタマイズしやすいため自分に合ったものを探せる。
  3. 国産機種が豊富である。

① 多くの大学、会社で使われて圧倒的にユーザが多い。

これは、言わずともかと思います。もちろん、Macを使う会社もありますが

圧倒的にWindowsを使っている会社が多いです。PCを使い慣れていない学生

が多くなっているという現状からすると、Windowsを使うことでより

社会人のスキルが早くに身につくのではないでしょうか。

② スペックの幅が広くカスタマイズしやすいため自分に合ったものを探せる。

少し前は、一部の好きな人が、自作でパソコンを作るぐらいのイメージでしたが

現在は、あらゆるパーツが簡単に手に入るため、

誰でもメモリや容量の増設が出来たりします。

③ 国産機種が豊富である。

家電量販店に行っても、たくさんの機種が置いていますよね。特に、これは

先生よりも保護者の方に多いのですが、「海外製への不安感」という層が

一定数いらっしゃるようです。

また、国産の方が部品調達がしやすいという特性もあります。

各機種のデメリット

Ipad

  1. SDカードなどが使えない。
  2. キーボードなどを別で買わなければならない。

① SDカードなどが使えない。

Ipadは、性能上購入した際に決めた容量しかデータを保存できません。

そのため、新しく購入する際には、元々の使用量などやデータの増え方を

気にして、購入する必要があります。

② キーボードなどを別で買わなければならない。

Ipadは、純粋なタブレット端末であるため、
標準ではキーボードが備わっていません。

そのため、使用したい際は、ワイヤレスキーボードの
購入が必須となっています。

Chromebook

  1. ネット環境がないとほとんどの機能を使うことができない。
  2. 容量が小さい。

① ネット環境がないとほとんどの機能を使うことができない。

Chromebookは、性能上クラウドに保存することを前提として作られているため、メリットとして

起動等が早くなったりしています。その分、オフラインでは、ほとんどの機能を使うことができません。

② 容量が小さい。

この理由も①と類似しています。データの保存もGドライブがメインになるため、本体に保存できるのは

16GB程度となりわずかになります。

Windows PC

  1. カスタムをするのに費用がかかる。
  2. 他の2つの機種に比べて、アプリが少ない。

① 自分に合ったカスタムをするのに費用がかかる。

昔からですが、カスタムがしやすい反面、利用するために必要なスペックをそろえようとすると

意外と費用がかさみます。「i5は搭載したい」、「SSDにしたい」など言い出せばキリがありません。

逆に最低スペックにすると思った通りに動かなかったという事もありえます。

② 他の2つの機種に比べて、アプリが少ない。

他の2つについては、スマートフォンの普及の観点から、利用できるアプリが豊富にあります。

その反面、Windowsは少なくなっています。

その分、自分で開発等もできますが、プログラミングに精通している必要がありますし、

現実的ではないと思います。

まとめ

以上のメリット・デメリットから、どの機種がいいかという個人的な結論に関しては、

豊富な無料のアプリを利用して授業をよりスムーズにかつ、生徒にもクリエイティブな

活動をさせたい場合にはIpad。

大学などの授業に近いレポート作成に力を入れたい、出来る限り費用を抑えたい場合には

Chromebookがいいのかなと思います。

最終的な所は、その学校でどのような力を子ども達に身につけさせたいかということを

真剣に考えることが大事かなと思います。

 

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